旅行に行くと、お金を使うことになります。といっても、予算というものがあるので、できるだけ節約したいです。しかも、可能ならスマートに支払いたいですよね。
海外旅行での支払いを賢くスマートにする、おトクなカードは何か、を調べていきます。
円高の時に円から現地通貨へたくさん両替して、お得に海外旅行に行きましょう!
現在、日本と米国との為替レートは1ドル=160円台であったものが、1ドル=140円台になっていて、「円高」傾向にあると言えます。以前よりも日本円を米ドルに換金する際に受け取る米ドルが多くなり、その結果、割安で海外旅行ができるようになっている状況です。
つまり、「円高になると、おトクに海外旅行に行ける」ということが言えるでしょう。
しかし、実際に旅行に行けるタイミングに丁度円高になっているかどうかは、専門家でも難しい「予測・推測」の領域の話になってしまいます。
そこで、中長期的な視点から、つまり旅行前から対策するという方法が考えられます。具体的には《事前に円高の時に円から現地通貨へたくさん両替しておけば、おトクに海外旅行に行ける可能性が高い》ということが言えるでしょう。
そのためには、円高だと考える時に気軽に現地通貨に簡単に交換でき、実際に海外で使いやすい銀行口座とそれを使うためのカード類が必要になってきます。
為替相場について~円高、円安とは?円高、円安と海外旅行との関係は?
ここでは、円高、円安の言葉がよく使われる為替相場について説明することによって、円高、円安と海外旅行との関係を考えていきます。
異なる国どうしの通貨の取引には、通貨の交換比率を決められていて、この交換比率のことを為替相場(為替レート)と言います。為替相場は、需要と供給のバランスで決まる仕組みになっています(変動相場/例外有)。
例えば、円と米ドルを交換する場合でも、円と米ドルを交換できる量(額)は常に同じではありません。
1ドル=100円のときもあれば、1ドル=150円のときもあります。例えば、海外旅行で10,000円を米ドルに換金する場合、1ドル=100円であれば100ドルに換金できますが、1ドル=125円であれば80ドルにしかなりません。
1ドル=100円から125円になった状態を【円安(ドル高)】になったといい、逆に1ドル=125円から100円になった状態を【円高(ドル安)】になったといいます。
海外旅行をする際には、同じ金額の米ドルを用意する場合、円高の時の方が用意する日本円が少なくなり、お得に海外旅行ができることになります。
海外旅行では、円高の時に交換した外貨をそのまま海外で使えて、海外のATMから出金もできるカードが必須!
実際に海外旅行では、日本円ではなく慣れない現地通貨を使うことになり、スムーズな買い物や支払いは難しいです。さらに現地の言葉が分からない場合は、お買い物や食事での支払いに戸惑うことも多いと思います。また、現金の両替は、手数料も高く、実際に両替すると思ったより手取り額が少ないこともありがちです。
もし、円高の時に交換した外貨をそのまま海外で使えて、海外のATMから出金もできる方法があれば、ベストなのではないでしょうか。
そうすれば、買い物などでは気軽にカードを使い、現地通貨の現金は、必要な分だけ手数料が大変有利な海外のATMを利用して引き出すことができます。
そこで活躍するのが、デビットカードやクレジットカードのカード類ということになります。
お得に海外旅行するなら、外貨に強い銀行のデビットカードがおススメ
海外旅行の際に、メインで使うのは、クレジットカードかデビットカードのどちらかですが、結論を言いますと、デビットカードがおすすめです。特に、外貨に強いデビットカードがおススメです
その理由は、
- クレジットカードだと、カード会社にもよりますが約1~2か月先のレートで請求が来るので、それまでは金額が確定できない(その時点で為替レートが大きく変動している場合が少なくないです)
デビットカードだと、即時決済となるため、そのリスクを回避できます(行先によります/例外有) - クレジットカードで現地ATMでのキャッシングした場合、いわゆる「借金扱い」となってしまい、キャッシングした日から返済日までの金利を負担することになります
デビットカードだと、基本的には即時決済となるため、そのリスクを回避できます(行先によります/例外有) - 外貨に強い銀行のデビットカードなら、両替の際の為替レートの優遇や、旅行の際の有利なキャッシングサービスなど、きめ細かい対応が期待できる
などが考えられるからです。
反面、クレジットカードなら、銀行口座に残金がなくても限度額までは利用できるので、(短期の旅行ならですが、)「帰ってから使った分の費用を考える(工面する)」ことができる、と言えるでしょうか。
海外旅行の際に用意するデビットカードに望まれる条件
海外旅行の際に用意するデビットカードに望まれる条件は、
- VISA、AMEX、JCBなどの国際カード
- デビットカード発行銀行が外貨預金を取り扱っていて、気軽に外貨両替ができる
- 両替した外貨を海外のATMから出金ができる機能を持っている
- 為替コストが安く、取り扱い通貨が多い、いわゆる『外貨に強い銀行』が発行
などが挙げられます。
以上の条件を十分に満たすデビットカードの中から、一例として《外貨に強い銀行》として知られているソニー銀行が発行するSony Bank WALLETを紹介していきたいと思います。
海外旅行先で外貨決済に便利な Sony Bank WALLET の機能
海外旅行先で外貨決済に便利な Sony Bank WALLET の機能は、以下のとおりとなっています。
国際カードはVISA
Sony Bank WALLET の国際カードはVISAです。
世界200以上の国と地域のVisa加盟店でショッピングに利用できます。
取り扱い通貨は、米ドル、ユーロ、豪ドルなど10通貨
取り扱い通貨は、米ドル、ユーロ、英ポンド、豪ドル、NZドル、カナダドル、スイスフラン、香港ドル、南アランド、スウェーデンクローナの10通貨。
対象の10通貨であれば、貯めた外貨をそのまま使うことができますので、無駄な手数料がかかりません。
割安な為替コスト、無駄な手数料が抑えられて便利
海外旅行の際に少なからず悩まされるのが外貨の為替レートです。海外旅行先の現地では少なからず現地通貨を利用することが必要になってきますので、できるだけ為替コストをかけずに現地通貨を準備したいですよね。それに日本や海外の空港や現地のホテルや両替所で両替すると、為替コストが高く手間や時間もかかったという経験をした人も少なくないと思います。
Sony Bank WALLETを活用することによって、海外旅行をする前の準備として割安な為替コストで外貨預金として現地通貨を用意することができ、ショッピングやレストランの支払いなどで外貨口座から直接引き落として決済できるので、無駄な手数料が抑えられます。さらに、現地通貨の両替のために両替所を探す手間もなく、両替所に並ぶ時間もかからないので、非常に便利です。
世界中の「VISA」「PLUS」のマークのある海外ATMで現地通貨の引き出しが可能
また、対象の10通貨なら海外渡航先で現地通貨が必要になった場合は、「VISA」「PLUS」のマークのある海外ATMで外貨預金口座にある通貨を現地で引きだすことが可能ですので、カードが使えない飲食店に行く場合も事前に現地通貨を引き出しておけば安心です。
手数料も空港やホテルなどで両替するより、はるかに安価です。
外貨残高が足りなくなっても円残高があれば外貨決済できる《円からアシスト》
海外旅行や留学費用の計画と同時に資金計画も立て、事前に現地通貨の為替が円高に動いたときに外貨を購入して、現地で必要な資金を準備しておくことが重要です。
しかし、旅行の『トラベル』の語源は『トラブル』。旅行では、いつ突然の出費が必要になるかわかりません。十分に準備して海外旅行に出かけても「今決済をしなきゃいけないのに、外貨普通口座に残高がない(足りない)」ということもありえます。
そんなときに自動的に円普通預金口座から換金してくれる機能が《円からアシスト》機能です。日本で円を使う感覚でお店でのキャッシュレス決済やATMから現地通貨の引き出しができます。
あらかじめ円預金に残高があれば、円預金から自動的に不足分の外貨を購入、瞬時にお支払い代金に充当するので、現地での決済は Sony Bank WALLET がいざというときも便利です。
さらに、海外ATMで現地通貨の引き出しもできるので、現金のお支払いのみのお店でも事前に現地通貨を引き出しておけば安心です。円からアシスト機能を利用しても、為替コスト以外の手数料はかかりません。
ちなみに、ソニー銀行の為替コストは他行と比較しても低く設定されているから安心です。
まとめ
海外旅行での支払いを賢くスマートにするための方法として、事前に『円高』の時に必要な金額の現地通貨を両替しておくこと、《外貨に強い銀行が発行するデビットカード》を利用すればお得にかつ便利に旅行できることを提案しました。
2024年6月更新
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